フランチェスコ・ボッロミーニ サン・カルロ・アッレ・クアトロ・フォンターネ Francesco Borromini, San Carlo alle Quatro Fontane　1638-46, 1665-68 1 2 3 4 5 6 7 1, 2）正面ファサード 3）内陣 4）ドーム見上げ 5−7）中庭

ローマ。フランチェスコ・ボッロミーニFrancesco Borromini（1599-1667）設計。教会の本体は1638-41年に建造。天井の複雑な架構、出入りの激しい壁面により、ローマの盛期バロックの出発点を示す（建物というより飾り棚のようなファサードは、ボッロミーニの晩年になって、1665-68年に建造）。その素晴らしさに比べられるものはこの世になく、完成当初から、さまざまな国の人々、ドイツ人、ベルギー人、フランス人、イタリア人、スペイン人、非キリスト教徒のインド人までが、ローマに到着早々この教会の設計図を手に入れようと試みた、と施主である跣足三位一体修道会の修道士は述べた。 中庭を囲む回廊はその周りに部屋をもたない純粋な回廊であるが、修道士達がぐるぐる廻ったりなど宗教的な機能をもつ。 2000年8月撮影

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