パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


C=N・ルドゥー《ラ・ヴィレットの関門》
Claude-Nicolas Ledoux, La Barrière de la Villette, 1786
革命前夜、パリは「徴税請負人の壁」と呼ばれる高さ3、4メートルの壁で取り囲まれる(1784-89)。C=N・ルドゥーはその約50の市門を設計する。この壁は現在のパリより一回り小さい範囲を囲み、市門で税が徴収された。壁とルドゥーによる市門は、市民を抑圧した旧体制の象徴でもあるが、幾何学的形態がデザインに用いられたことから、コルビュジエにつらなる近代建築運動を予感させたとも言われる。

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Photo Archives 2 パリ[1] C=N・ルドゥー《ラ・ヴィレットの関門》《ダンフェールの門》《トローヌの門》

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