パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


F・ル・クール《ベルジェール通りの郵便局》《ベルジェール=トリュデーヌ電話局》
François Le Cœur, Bureau de poste, 1919-1921, Central téléphonique "Bergère-Trudaine", 1914
12, rue Bergeère, Paris 9e, 15-17, rue du Faubourg Poissonnieère, Paris 9e, France
フランソワ・ル・クール(1864-1937)はJ・リシャールと同じく、A・ド・ボドーの弟子の一人であるが、リシャールとは対照的にド・ボドーの建築言語から離れ、鉄筋コンクリートの合理的な表現を見つけていく。《ベルジェール=トリュデーヌ電話局》は、後にル・クールの最も有名な作品となる。その隣、《電話局》に隣接する位置に建てられた《ベルジェール通りの郵便局》は、パリで最初に建てられた、総打ち放しコンクリートの建物である。

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