パリ、近代建築の時代 PARIS
IGARASHI Taro Photo Archives 47


J・ギンズベルグ+F・エープ《ヴィオン・ウィットコム並木通りの集合住宅》
Jean Ginsberg et François Heep, Immeuble, 1935
5, av. Vion Whitcomb, Paris 16e, France
ジャン・ギンズベルグ(1905-83)は、ポーランド生まれのフランス人建築家である。ワルシャワ、ベルリンで学んだ後、パリに来る。ESA (Ecole Sp_cial d'architecture) を卒業した後、ル・コルビュジエの事務所で数カ月、アンドレ・リュルサの事務所で1年働き、同じくコルビュジエ事務所で働いていたフランソワ・エープと共に事務所を開く(このパートナーシップは1945年まで続く)。この集合住宅のファサードは、コルビュジエが住んでいた《ナンジュセール・エ・コリ通りの集合住宅》のファサードとの類似性が指摘されるが、コルビュジエが鉄とガラスを用いたのに対して、ギンズベルグらは石をファサードに用いた。

外観

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