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建築学生ワークショップ高野山2015(8/25-31・和歌山)

"今、建築の、原初の、聖地から"
その場所のもつ歴史や意味、地形や風の流れといった文脈を読むことを始点として建築はつくられていきます。つまり建築をするという行為の原点には、「場」を読み解く力こそが始まりであり、最も重要なことだといえます。これを国内でもまれに見る森林空間と古来の伝統的建築様式を今に伝える聖地高野山で学ぶことは、建築の道を歩み始めた、次の日本を背負う学生にとっては大切なことであり、これから建築をつくる揺るぎない基軸ともなっていくことだと感じています。 高野山1200年の歴史の中で培われてきた人間のちから。その霊場のもつ自然のちから。平安時代より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山の世界に身を置き、その歴史を読み解いていく。その過程で全国から集まった学生はもちろん、地域の方々をはじめ、世界中からの来訪者の方々と共に読み解いていく。普段、学内の似通った価値観の中で学んでいる建築を学ぶ大学生にとって、大変貴重な経験を世界的文化遺産の地「高野山」で取り組む機会としてゆきたいのです。 高野山に、全国で建築を学ぶ大学生が集まり、過去1200年に渡って受け継がれてきた歴史を、現代の問題とともに未来へとつなげていくために、「今、この場所から」伝えていくべきことを、それぞれが真剣に考え、原寸大の空間として表現します。総本山金剛峯寺を中心とする区域において、作品を展示することで、訪れた人が中に入り、心を落ち着かせ、歴史と対話することができる、小さな建築空間を1日だけ創出します。 将来を担う学生たちが今という時代に向き合い、この場所でできることに全力で取り組むことで、「今、この場所から」世界に向けたメッセージを発信していきます。学生たちはきっと、その若い感性によって新たな発見をし、未来を創造する提案をしてくれることでしょう。
詳細URLより]

■建築学生ワークショップ高野山2015
開催場所:高野山真言宗総本山 金剛峯寺 境内ほか
和歌山県伊都郡高野町高野山132

開催期間:2015年8月25日 - 8月31日|合宿にて原寸制作(6泊7日)

現地滞在スケジュール
07月04日(土)──現地説明会・現地視察(日帰り)
08月01日(土)- 08月02日(日)──提案作品講評会(1泊2日)
08月25日(火)- 08月31日(月)──合宿にて原寸制作(6泊7日)
08月30日(日)──公開プレゼンテーション

詳細URLhttp://ws.aaf.ac/

■開催記念 説明会・講演会
全国の建築学生が合宿にて制作を行う「建築学生ワークショップ」を、今年は8/25(火)- 31(月)に高野山にて開催します。このワークショップの参加募集の説明会と開催を記念して、活躍中の建築家が自身の学生時代の体験を通して、現在の作品にどう影響していったのかをレクチュアしていただきます。ワークショップへの参加を予定していない方でも、どうぞお気軽にご参加ください

東京会場:東京大学(本郷キャンパス)工学部 1号館 1階 15講義室
日時:5月21日(木)19:00 - 21:00(18:40開場)
備考:入場無料|定員:先着100名|要申込
基調講演:西沢立衛(建築家)

京都会場:京都大学(吉田キャンパス)文学部 第3講義室
日時:5月22日(金)18:30 - 20:30(18:10開場)
備考:入場無料|定員:先着100名|要申込
基調講演:芦澤竜一(建築家)


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