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建築博物教室「大地のアーキテクチャ──カルトグラフィーの歴史と測地系の成立」(文京区・7/6)

 建築博物教室「大地のアーキテクチャ──カルトグラフィーの歴史と測地系の成立」(文京区・7/6)

日本語の「建築」は建物(building)または建設(construction)の意に解されることが多いが、元来 architectureは、構成原理、統轄原理、設計思想、設計仕様といった非物象的な意味を含む。建物を基軸としつつ、幅広い万象のアーキテクチャを探求し、それがまた新たなアイディアやフォルムの創造をうながす──それが建築ミュージアムに期待される使命であり、建築博物教室はそのために企画された公開イベントである。毎回さまざまな分野の講師が、アーキテクチャという切り口で 先端的研究についてレクチャし、また展示ユニット「アーキテクトニカ・コレクション」を制作して、 アーキテクチャの多様性で展示空間を満たしていく。

地図とは、自分の住む世界の世界観を見えるようにしたものである。そう考えると、googleマップや、道路地図ばかりが地図ではない。紀元前から世界中に様々の世界観の地図を描いたカルトグラファー(地図製作者)たちがいた。科学技術黎明期になると、宇宙からの地球の眺めへの挑戦が始まる。測地系という概念が生まれ、大航海時代を経て、現代的な地図や測量の概念へと繋がって行く。カルトグラフィーの歴史を紐解くことで地図の多様性に触れる。[イベントチラシより]


会期
2019年7月6日(土)13:30 - 15:00

会場
東京大学総合研究博物館小石川分館
(東京都文京区白山3-7-1)

講師
森洋久(東京大学総合研究博物館准教授/情報工学)

入場
無料(事前申込不要、定員50名)

ウェブサイト
「建築博物誌/ARCHITECTONICA」展 建築博物教室




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