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アート&メディア・フォーラム「ポスト・オープンデータ時代のカルチュラル・レジスタンス」(目黒区・12/15)

21世紀に入り、IoTや人工知能、バイオテクノロジー、ロボティクスが飛躍的に発達し、20世紀にSFで物語られてきたことが現実になってきています。しかし、こうした技術革新は大きな恩恵を与える一方で、SNSをとおした情報操作やフェイクニュース、AIに潜むバイアス、ロボティクスやバイオテクノロジーを取り巻く倫理のような新しい問題が懸念されています。
他方で、地域紛争や格差社会に潜む暴力性、人間によって引き起こされる自然環境の破壊など、20世紀からの未解決な課題が依然横たわっています。技術革新によって生じる新しい課題と、アクセシビリティが急速に高まることで可視化されてゆく世界の写し鏡として、アートは今日の人々の存在と内在する葛藤を描き、社会への問いを投じてきました。 本フォーラムでは、アートとメディア、テクノロジーを社会に結びつける英国、台湾、日本の実践者を招き、こうした時代の中で、今日のテクノロジーを活用した実践的かつ先駆的な活動を紹介します。社会に潜む暴力性やバイアスへ立ち向かう活動を、彼らがどのようなモチベーションで始め、いかに社会課題を見出し、どのような方法で継続的に活動してきたのかをうかがいます。そして、文化や芸術を介し、私たちの社会に持続的に浸透していくソーシャルプラクティスの新しい可能性を探りながら、私たち自身が傍観者ではなく実践者となる方法を考察していきます。[ウェブサイトより]


会期
2019年12月15日(日)
13:00 - 18:30(開場12:30)

会場
東京都写真美術館 1Fホール
(東京都目黒区三田1丁目13-3)

プログラム
■13:00 - 13:05 主催者挨拶
■13:05 - 13:30 企画者より挨拶 山峰潤也
■13:30 - 14:30 セッション1
「Forensic Architectureの活動からみる建築的手法や情報技術を介した抑圧への抵抗について」
登壇者:Eyal Weizman、Christina Varvia(Forensic Architecture)
モデレーター:砂山太一、山峰潤也
■14:30 - 14:40 休憩
■14:40 - 15:40 セッション2
「市民をエンパワメントする技術としてオープンデータの活用を行ってきたシビック・テック集団g0vの活動について」
登壇者:Bess Lee(g0v)
モデレーター:川崎和也、山峰潤也
■15:40 - 15:50 休憩
■15:50 - 16:40 セッション3 「問題提起する思考法:アート、デザイン、建築の領域から社会、都市、環境へ」
登壇者:長谷川愛、川崎和也、砂山太一
モデレーター:山峰潤也
■16:40 - 17:00 休憩
■17:00 - 18:30 全登壇者によるディスカッション(会場Q&A含)

通訳:同時通訳(日本語/英語)、日中逐次通訳(登壇者全員によるディスカッションのみ)
※出演者やプログラム内容は、予告なく変更・中止になる場合がございます。

参加料
無料(要事前申込)

定員
190名

申込方法
申込方法の詳細はウェブサイトをご確認ください

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

ウェブサイト
アート&メディア・フォーラム「ポスト・オープンデータ時代のカルチュラル・レジスタンス」




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