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建築インフォメーション

建築関連の展覧会、シンポジウム/レクチャー、出版等の情報。 2020.02.16更新


「ル・コルビュジエ 絵と家具と」(渋谷区・3/29-5/18)

20世紀に最も影響を与えた建築家、ル・コルビュジエ。建築と都市計画においてのパイオニアであり紛れなく近代建築の巨匠です。そして、その名声の陰に隠れがちですが彼は画家でもありました。
毎日、午前中は必ず絵を描いていたというコルビュジエ。想像の実験場と言っていた絵画への取り組みは、建築にとっても重要なものでした。
ル・コルビュジエの研究者、鑑定士のEric Mouchet氏の協力で集まった、日本未公開の貴重な水彩画やパステル画、エッチング。 手元においていたオブジェなどの珍しいものたち。
そしてGALLERY -SIGNのセレクトでコルビュジエに所縁の深いステアケース、製図台、テーブル、シャワードアなど今回限りの特別なラインナップの家具。
コルビジュエを身近に感じられる作品と品々。そしてダイナミックな家具の展示でMA2らしいル・コルビジュエ展を開催致します。[ウェブサイトより]


日時
2019年3月29日(金)- 5月18日(土)

開廊時間
火 - 土曜日 12:00 - 19:00
(日、月曜日、祝日は閉廊)

会場
MA2 Gallery
(東京都渋谷区恵比寿3-3-8)

ウェブサイト
「ル・コルビュジエ 絵と家具と」





「わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン」(富山県・3/9-5/19)

「サイン」とは、人を目的地に導く目印のこと。普段意識することは少なくても、駅や空港、商業施設、美術館などのあらゆる場所に、標識や案内板、矢印やピクトグラムといったさまざまなサインが存在しています。一方で、「人生の道標(みちしるべ)」という表現があるように、場所やそこに至る道程は人間の生き方とも分かちがたく結びついています。
本展では「サイン=道標」に注目し、グラフィックデザイナーによるサインデザインと、場所との関係性を追究した現代美術作品をあわせてご紹介します。本展出品作品を通して、人間がどのように場所や空間を理解し、伝えようとしてきたのか、そしてその中でめぐらされる「わたしはどこにいる?」という問いに、「アート」と「デザイン」の双方から迫ります。[ウェブサイトより]


会期
2019年3月9日(土)- 5月19日(日)

開館時間
9:30 - 18:00(入館は17:30まで)

休館日
水曜日、5月7日(火)
※4月25日(木)- 5月6日(休・月)は無休

会場
富山県美術館
(富山県富山市木場町3-20)

観覧料
一般:900円(700円)、大学生:450円(350円)、一般前売り:700円

主催
富山県美術館、富山新聞社、チューリップテレビ

ウェブサイト
わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン





「宮本隆司 いまだ見えざるところ」(目黒区・5/14-7/15)

東京都写真美術館では、現在も国内外の美術展などで発表を続ける宮本隆司の個展を開催します。宮本隆司は、建築空間を題材にした都市の変容、崩壊の光景を独自の視点で撮影した〈建築の黙示録〉〈九龍城砦〉作品によって広く知られる存在となりました。近年は、両親の故郷である奄美群島・徳之島でアートプロジェクトを企画、運営するなど、その活動は新たな展開を見せています。本展覧会では初期の作品から、アジアの辺境や都市を旅して撮影した写真や、徳之島で取り組んだピンホール作品を展示します。確かにそこで見たはずなのに、どこまで見えているのかわからない、そんな、いまだ見えざる人とその場所について宮本隆司が展観いたします。[ウェブサイトより]


会期
2019年5月14日(火)- 7月15日(月・祝)

会場
東京都写真美術館
(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

入場料
一般 700(560)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円 ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料/当館年間パスポートご提示者無料(同伴の方1名様まで無料)

主催
東京都 東京都写真美術館、朝日新聞社

ウェブサイト
宮本隆司 いまだ見えざるところ





豊田市美術館リニューアル記念イベント「谷口吉生──美術館を語る」(6/15・愛知県)

豊田市美術館のリニューアルを記念して、同美術館を設計した谷口吉生のトークイベントが開催されます。


日時
2019年6月15日(土)14:00 - 16:00

会場
豊田市美術館 講堂
(愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1)

出演
谷口吉生(建築家)
聞き手 村田眞宏(豊田市美術館館長)

入場料
聴講無料、定員150名(抽選)

申込方法
往復はがき1通につき1名のご応募となります。往信用のはがきの裏面に郵便番号、住所、お名前、電話番号を記入し、返信用のはがきの宛名面を記入したうえで、豊田市美術館記念イベント係宛(〒471-0034 豊田市小坂本町8-5-1)までお送りください。5月7日(火)必着。5月31日(金)までに当落通知を発送します。

ウェブサイト
豊田市美術館リニューアル記念イベント「谷口吉生──美術館を語る」





日本橋高島屋と村野藤吾(中央区・3/5-5/26)

高島屋史料館TOKYOは、1970年に創設した高島屋史料館(大阪)の分館として、重要文化財である日本橋高島屋S.C.本館内に2019年3月にオープンすることとなりました。
このたびはオープンを記念して、日本橋高島屋の建築と、4度にわたる増築設計(1952〜1965年)を担当した建築家 村野藤吾に焦点をあてた企画展を開催します。本展では、建築家・高橋貞太郎が描いた初期の図面(1931年頃)と、戦争により中断されたアンビルトの増築図面(1936年頃)、そして戦後に村野が高橋に敬意を払いながらモダンに読み替えた増築図面(1951年頃)等、初出資料を展示します。
本展は、日本橋高島屋の増築に込められた村野藤吾の建築精神を読み解く大きな手がかりになるとともに、再開発が続く日本橋において、いまいちど高島屋の建築的価値を再考する貴重な機会となるでしょう。[ウェブサイトより]


会期
2019年3月5日(火)- 5月26日(日)

開館時間
11:00 - 19:00

休館日
月・火曜日

会場
高島屋史料館TOKYO 4F展示室
(東京都中央区日本橋2-4-1)

入場料
無料

監修
松隈洋(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授)

主催
高島屋史料館TOKYO

ウェブサイト
日本橋高島屋と村野藤吾





NPO建築とアートの道場 2019春レクチャーシリーズ「これからの建築を考える──表現者と建築家による対話実験」(文京区・4/27-)

これからの建築を考えてみたいと思います
確固たるビジョンがあるわけではありません
ただ葛藤や矛盾はみな感じていると思います
困難な21世紀を人間らしく生きていくためにはどうしたら良いのでしょうか?
信頼できる表現者、実践者、建築家との対話から道を探っていきたいと思います。(藤原徹平)[ウェブサイトより]


日時
■2019年4月27日(土)18:00 - 20:00
平田オリザ(劇作家、演出家)×佐藤研吾(北千十BUoy建築家)
「これからの広場を考える」
対話ファシリテーション:藤原徹平

■2019年5月11日(土)18:00 - 20:00
岡啓輔(蟻鱒鳶ル)×武田清明(建築家)
「風土的野生をつかまえる」
対話ファシリテーション:藤原徹平

■2019年5月18日(土) 13:00 - 15:00
蓮沼執太(音楽家)×403architecture[dajiba](建築設計集団)
「部分か全体か」
対話ファシリテーション:藤原徹平

■2019年5月25日(土)15:00 - 17:00
水野大二郎(研究者)×岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰)
「View from EAST」
対話ファシリテーション:藤原徹平

■2019年6月1日(土)18:00-20:00
藤原徹平(建築家)×〇〇
「これからの建築を考える」

会場
gallery IHA Lecture room
(東京都文京区湯島1-9-7)

ゲストコメンテーター
佐藤研吾、冨永美保

展示デザイン
藤原徹平+渡辺瑞帆

展示「これからの建築を考えるための覚書」
展示期間:4月27日 - 6月1日

入場料
全回予約制、参加費1,500円(当日会場でお支払いください)
申し込み方法はウェブサイトをご覧ください。

ウェブサイト
「これからの建築を考える──表現者と建築家による対話実験」





シンポジウム「感性×知性=建築の新たなる可能性を求めて」 (港区・5/7)

21世紀も2020年代が近づき、AI、生命科学、宇宙といった新たなイノベーションが進行し人類のサステナビリティ(持続可能性)について従来の解釈を超えた新たな展開が求められる時代となった。建築においても人間とサステナビリティとの関係は重要な要素となりつつある。そこで建築の異分野の拡張と交流を促すことにより建築の新たな可能性を探ってみたい。[シンポジウム案内より]


日時
2019年5月7日(火)16:00 - 19:30

会場
建築会館ホール
(東京都港区芝 5-26-20)

プログラム
■1 はじめに
堀越英嗣(芝浦工業大学教授)

■2 講演+対談
① Environment/環境×身体
ウェアラブル血圧センシングシステムや人の感情・ストレスや周辺環境を伝達する雰囲気コミュニケーションシステムなど新しい生活支援システムの研究者・割澤教授と、人の自律神経機能に注目した温度刺激による空調設備の覚醒制御技術の研究者・西野氏。感性と知性に注目した新たな環境制御技術の未来を探る。
パネリスト:
割澤伸一(東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻教授)
西野淳(ダイキン工業㈱テクノロジー・イノベーションセンター)
モデレーター:秋元 孝之(芝浦工業大学教授)

② Structure / 数理×技巧
ヨットのように膜、ロープ、カーボン、その他金属で軽量な構造を作る職人技にデジタル技術も伴って、「極軽量」で「ポーラス」な建築が作れそうになってきている。そんなポーラスな空間の繋がりが生み出す光や空気の環境を幾何学で分析できないか、「トポロジー」から探ってみる。
パネリスト:
藤井由理(早稲田大学准教授)
藤田靖人(ハートランドエンジニアリング代表取締役社長)
モデレーター:佐藤淳(東京大学准教授、佐藤淳構造設計事務所主宰)

③ Design/歴史×インテリアデザイン
ゴシック建築の研究者であり『時がつくる建築』を近著にもつ加藤氏、スーパーポテト創設期のメンバーで日本のインテリアデザインをリードしてきた飯島氏。モノの再利用やデザインプロセスのもつ生成のダイナミズムをテーマとしてきた両者に「時の建築」の可能性を語っていただく。
パネリスト:
加藤耕一(東京大学教授)
飯島直樹(インテリアデザイナー、元工学院大学教授)
モデレーター:萩原剛(早稲田大学芸術学校教授)

■3 パネルディスカッション
司会:篠原聡子(日本女子大学教授)

■4 まとめ
古谷誠章(日本建築学会会長、早稲田大学教授)

*終了後、ホワイエにて「異分野交流懇親会」開催します(参加費別途)。

参加費
会員 2,000円、会員外 3,000円、学生 1,000円
(異分野交流懇親会:別途 500円)

申し込み
申し込み方法や問い合わせ先はウェブサイトをご覧ください。
定員:200名(申込先着順)

主催
日本建築学会 建築における異分野間のさらなる交流・連携・協働を推進するタスクフォース

ウェブサイト
異分野交流シンポジウム:感性×知性=建築の新たなる可能性を求めて





映画『セメントの記憶』(3/23-)

ベイルートはシリア人移民労働者にとって希望であり地獄である。
シリアと同じく長い内戦(75年-90年)を経験したベイルートは、近代建築と歴史的建造物が混在した美しい街並みで多くの観光客を魅了しているが、建設ブームに沸く海岸沿いは超高層ビルの乱開発が進んでいる。内戦で家を奪われた多くのシリア人は、これら建設現場の劣悪な環境で労働を強いられている。

中東のパリ、ベイルート。地中海を眺望する超高層ビルの建設現場でシリア人移民・難民労働者たちは静かに働いている。ある男が、出稼ぎ労働者だった父がベイルートから持ち帰った一枚の絵の記憶を回想する。絵には白い砂浜、青い空、そして2本のヤシの木が描かれていた。男が少年の頃初めて見た海の記憶だ。待ち焦がれていた父の帰還に少年ははしゃぐ。顔を撫でてくれた父の手はセメントの味がした。父は少年に語った。「労働者は戦争が国を破壊し尽くすのを待っているんだ」。男は異国で父への想いを巡らせる――。戦争と建設のイメージ。破壊と創造の概念。喪失と悲しみの記憶を詩的情緒豊かに紡ぐ圧倒的な映像美は、自らが生きている世界と同じ地平の中に傷ついた人たちがいることを伝える。祖国を亡命した若き元シリア兵のジアード・クルスーム監督が果敢に創り上げた革新的ドキュメンタリー作品。[ウェブサイトより]


公開
2019年3月23日よりロードショー

作品情報
監督:ジアード・クルスーム
2017年/ドイツ、レバノン、シリア、カタール、アラブ首長国連邦/DCP/88分/配給:サニーフィルム

ウェブサイト
セメントの記憶





「ガウディをはかる-GAUDI QUEST-」5日連続ギャラリートーク(品川区・3/27-3/31)

建築倉庫ミュージアムで開催中の「ガウディをはかる - GAUDI QUEST -」展にともない、実測家の田中裕也による連続トークが行われます。


日時
2019年3月27日(水)14:00 - 15:00
サグラダ・ファミリア/カサ・ミラ
3月28日(木)14:00 - 15:00
グエル公園/カサ・バトリョ
3月29日(金)14:00 - 15:00
サグラダ・ファミリア/テレサ学院
3月30日(土)14:00 - 15:00
グエル公園/コロニア・グエル
3月31日(日)14:00 - 15:00
サグラダ・ファミリア/カサ・バトリョ

登壇者
田中裕也
建築学博士、実測家。1952年北海道生まれ。1978年バルセロナに渡り、現在に至るまて40年ガウディ建築の実測図を描き続けている。2015年バルセロナ建築士協会主催の「田中裕也 作図展示会」を開催。スペインでその功績が高く評価され、バルセロナ日本総領事公官賞(2015年)、ガウディ・グレソール賞(2016年)、平成29年度アカデミア賞(2018年)を受賞。

会場
建築倉庫ミュージアム
(東京都品川区東品川 2-6-10)

定員
自由参加

入場料
無料(当日有効のミュージアム入場券が必要)

ウェブサイト
「ガウディをはかる-GAUDI QUEST-」5日連続ギャラリートーク





第24回 R&R 建築再生展2019 学生 建築ストック再生コンテスト(応募・〆4/25)

近年、日本では建築ストックの活用が叫ばれ、建築再生の時代へと移行しつつあります。学生の卒業設計でも建築ストック活用の提案が多くなっており、本格的な建築再生の時代は間近です。そこで今回、建築再生展において学生による建築再生のコンテストを行います。
建築再生は、新築を主体としてきた大学等の設計教育においても、これからの日本を背負う学生にとっても、避けて通れない重要な課題です。若い学生の諸君に建築再生に関する考え方や思想を発表してもらう機会としたいと考えます。[ウェブサイトより]


課題
日本は、少子高齢化によって人口は減少へと向かおうとしています。情報技術の高度化、働き方改革などもあいまって、社会の合理化がさらに求められるようになるのではないかと言われています。
そうしたなか、資源としての建築ストックは、新たな社会的要請に応えるべく、活用される契機を待っています。
こうした状況は、大学キャンパスについても同様です。次なる時代の新しい学びの形態に対応すべく、教室や研究室の新たなかたちが求められています。また、大学の活力を周辺地域に還元することも課題となっています。そこでこのコンテストでは、大学の建物を対象として、既存建築の再生だからこそ可能となる、新しい大学と街のあり方を示すアイデアを募集します。

・対象建物1棟を応募者が自由に選択し提案するものとします。
・対象建物は国内の大学等の学校の構内および周辺にある1000m2以上の建物とします。
(オーナーの許可が必要な場合等、応募者毎に対応して下さい)
・大学と建物の位置関係を明記してください。(配置図等)
・周辺状況の説明を盛り込んでください。(立地等の項目、写真等)
・この建物再生によってどのような地域的な効果があるかを表現してください。
なお、具体的な対象や表現方法については、規定の範囲内で応募者の自由裁量とします。

応募資格
・2019年4月時点で、大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、各種学校などの教育機関に在籍し、建築を学んでいる学生。グループ・個人を問いません。グループでの応募の場合は、全員が学生であることが対象になりますが、研究室やゼミとして応募することは可能です。
・図面、模型によるプレゼンテーションによる発表会(6月13日に東京ビッグサイト青海展示棟Bホールにて開催予定)に応募者の1名以上が参加できること。

1次審査の作品締め切り
4月25日までに必着

審査員
○審査員長
 青木茂(建築家、青木茂建築工房代表)
○審査員
 難波和彦(建築家、東京大学名誉教授)
 門脇耕三(建築家、明治大学専任講師)
 藤村龍至(建築家、東京芸術大学准教授)
 永山祐子(建築家、永山祐子建築設計室代表)

表彰
最優秀賞:1点 副賞(30万円)
優秀賞 :2点 副賞(10万円)
佳作  :3点 副賞(5万円)

結果発表
建築再生展(2019年6月11日[火]〜13日[木])最終日(6月13日[木])に特設模型展示場にてプレゼンテーションをして頂き、審査の上、最優秀1点、優秀2点、佳作3点を選考し発表を行います。また、月刊リフォーム(8月号前後)の展示会報告に結果を掲載します。

*審査の提出物や評価基準、作品の郵送先など詳細情報はウェブサイト必ずご確認ください

主催
株式会社 青木茂建築工房〈リファイニング建築〉

後援
株式会社 テツアドー出版

ウェブサイト
第24回 R&R 建築再生展2019・学生 建築ストック再生コンテスト





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