山中新太郎建築設計事務所《ムサコハウス》
設計・監理
株式会社 山中新太郎建築設計事務所(担当:山中新太郎、落合正行)
構造
腰原幹雄、Kplus(担当:泉美穂)
施工
株式会社 システムシーツー(担当:近藤裕之、島田諭史)
規模
地上3階、地下1階
構造
鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造
敷地面積
48.31平方メートル
建築面積
31.99平方メートル
延床面積
102.35平方メートル
竣工
2006年10月
昭和の面影が残る低層で高密度なまち武蔵小山に、いびつな形の事務所兼用住宅を建てました。敷地は15坪にも満たない歪んだ四角形。狭小地ゆえに斜線制限の影響で三方向から斜めにボリュームが削られ、外形はほぼ自動的に決められました。内部ではH-100×100×6×8の柱とCT-100×100× 5.5×8のブレースを組み合わせた立体的なトラスを露出。厚さ50mmのエスガードがその外側を覆います。現実のスケールを超えたいという錬金術師的な夢を持ちながら、狭小地、密集地、ローコストという条件と格闘する設計でした。