所在地 竣工年 用途 作成者 |
素材No. |
オスナーブリュック 1998 美術館 樽谷敦 |
スレート状のオーク材によって全体を覆われたヴォリュームは、木質特有の柔らかい表情をつくる一方で、重圧的な存在感を持っている。そこに差し込まれる特異な形態のアルミサッシ、ガラス、相対した方向性を持つスチールの目地など、ほかの素材も違和感なく取り込んでいる。また、垂直に構成されたスレートの目地によって、ヴォリュームは重圧的な印象を高めている。 |
(樽谷敦) |
木質と硬質なコンクリートの中間的な性格を帯びる亜鉛プレート。無彩色で、鈍い反射効果を持った素材で覆われたヴォリュームは、環境によってさまざまな表情を持ち、ほかの2つの素材(オーク材、コンクリート)とは異質の雰囲気をつくりだしている。 |
(樽谷敦) |