所在地 竣工年 用途 作成者 |
素材No. |
ジィオルニコ 1991 美術館 樽谷敦 |
立面におけるプロポーションと建築ヴォリュームとの関係を具現化するためにコンクリートが用いられている。コンクリートによるヴォリュームのはっきりとした出現(曖昧ではない表層)とその周囲(自然)との関係が興味深い。また、個人の美術館としてすでに決まった展示内容に対して、天井高の変化によって、それぞれ3つの大きな展示空間と小さな展示空間の質を変化させている。そこでも、無彩色なコンクリートに投影される陰影がその効果を高めている。 |
(樽谷敦) |