所在地 竣工年 用途 作成者 |
素材No. |
新潟県東頚城郡松之山町 2003 自然科学館 小林聖明 |
新潟県の日本有数の豪雪地帯という場所・気候条件のもとで、全長約160mにわたって外壁は耐候性鋼板で溶接されている。この場所において特異な存在感をもたらすマテリアルである。そのテクスチャーは一様でなく、雨・雪・風などの気候条件により表面は微妙に変化していき、この場所における時間を刻みつづけている。 |
(小林聖明) |
各開口部には大きな厚いアクリルが用いられている。ガラスよりもさらに透明性を増したアクリルは、重厚なコールテン鋼のファサードに効果的な風穴を開けている。降雪量が3mを超える冬期においては雪の荷重に耐えるものとなっており、その雪の断面を見せるという視覚的効果も備えている。 |
(小林聖明) |