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私はリスボン建築トリエンナーレで日本の実行委員会、事務局を担当しました。主に展示ができるまでの資金集めが仕事です。基本的に、予算は国際展といえどもゼロからのスタート。バブル期の展示はどこかに主体があってお金があるというものだったと思いますが、今回は主体があるのだけれど、お金がない。現代は文化支援をしていただける企業を探すのが困難な時期です。バブル期は文化支援をするのが1つのステータスだったのですが、ここ数年は、(経済)負荷が少なくなる方向にいってます。今回はとにかく協賛をつのることから始まりました。"
出演者プロフィール
平昌子
1974年大阪生まれ。建築プロデュース会社にて広報を担当した後、TAIRA MASAKO PRESS OFFICE主宰。「青参道アートフェア2008」「ART OSAKA2008」など全国のアートイベントのマネージメントに携わる。2007年「リスボン建築トリエンナーレ」、2008年「横浜トリエンナーレ」にも参加。