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学生──松川さんに質問です。多くのアルゴリズム設計がグリッドやキューブなど限られたかたちしか生み出さないのは設計のプロセスに問題があるのではないかというご指摘がありましたが、そこから設計手法をジャンプさせるために、どのような方法論を思い描いていらっしゃるのでしょうか。
松川──結局は、試行錯誤の回数とスピードをあげるということではなでしょうか。アルゴリズムをどれだけたくさん生み出せるかというのは、たくさんの人がたくさんの回数、試行錯誤をするなかで決まり、多様性が出てくるのだと思います。現段階では、試行錯誤の回数が少ない。ですから、構造的な問題ではないと思います。......