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特集:201401 2013-2014年の都市・建築・言葉 アンケート<中谷礼仁
●A1・坂口恭平、治郎丸恵子両氏の吉阪隆正賞受賞(生活学会)
・2013年1月2日から9月11日まで断続的に行なったユーラシアプレート境界の旅
揺れるのは東北だけではないと、震災コンプレックス、石造コンプレックス、コスモロジーコンプレックスなど、当方が抱えていたインフェリオリティ・コンプレックスを根こそぎ治療してくれたグラウンドツアーだった。インド、ネパール、イラン、トルコ、ギリシャ諸島、マルタ、シシリア、チュニジア、モロッコ、ジブラルタル海峡、インドネシア諸島と旅した。たくさんノートを取り、たくさん写真を写して、何のためらいもなく私費で同行してくれた深見奈緒子(イスラム建築)、佐藤浩司(インドネシア・建築人類学)ら諸先達、そして現地の人々から多くの生き継ぐべきことを教えていただいた。ブログとピカサ・アルバムで旅行記を鬼のようにアップした。紀元前5000年につくられたとされるマルタのハイポジウム地下神殿がクライマックスだった。シシリア島のベリーチェ地震後の廃村を、地元の家族と散歩した時の話も思い出に強く残っている。
http://rhenin.wordpress.com/category/on-the-edge-tour-2013/
https://picasaweb.google.com/108551454693342851793
・川合健二マニュアル再版
ご遺族のご協力により再版可能となった著作。必要な人にぜひ行き渡ってほしいと思う。よかれと思ったのに結果的に入手困難にしてしまうのはよくないから。
http://www.acetate-ed.net/bookdata/008/008.html
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- 『川合健二マニュアル』(編集出版組織体アセテート、2007)
・11月に熊本に行った時に偶然立ち寄った熊本県立農業大学校学生寮(2001)が、夢のような建築だった。
・11月に伊豆大島緊急災害調査を千年村関東班で行なった時の被災住民の方々の強さ。まだ再建可能であるという確信があるとないとでは大違いだと思った。また訪れたいと思います。
・書籍では後藤治ほか『食と土木建築』、西沢立衛『けんちくワークブック』、Josef Koudelka『WALL』
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- 後藤治ほか『食と建築土木 たべものをつくる建築土木』(LIXIL出版)/西沢立衛『けんちくワークブック』(平凡社)/Josef Koudelka『WALL』(Prestel Verlag)
●A2
ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館展示はこれまででおそらく最もハードコアなものになると思います。
●A3
賛成も反対も何も、スポーツ自体に興味がない層がいることを知ってほしい。便乗再開発はしないでほしい。ポスターぐらいは1964年ぐらいビシっとしたデザインをお願いしたい。