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現代建築家コンセプトシリーズ14『吉良森子|これまで と これから 建築をさがして』刊行記念トークショー(東京中央区・4/6)

※トークショーの内容を、下記に公開しました。
→刊行記念トークショー 第1部:「これまで」を振り返って
→刊行記念トークショー 第2部:建築の場所/建築家の場所


2013年4月6日(土)に、現代建築家コンセプトシリーズ14『吉良森子|これまで と これから 建築をさがして』刊行記念トークショーを行ないます。

オランダを拠点に活躍する建築家・吉良森子氏は、長い時間のスパンのなかで建築を考えています。16世紀末から幾度も改修が繰り返されてきた「シーボルトハウス」や19世紀末に建てられた教会の改修を手がけた経験から、吉良氏は新築の設計を手がける際にも、その建築が将来の改修でいかに「変わる力」を持つことができるかを考えるようになったといいます。
このトークショーでは、吉良氏に自作についてお話いただきながら、リノベーション、コンバージョンをキーワードに、オランダ、そして日本の建築や街並みのこれからについて考えます。
近年日本においても、急激な高齢化、経済や人口の縮小化にともない、リノベーションやコンバージョンの提案や事例が増えてきています。また進行の速度は違ってもヨーロッパも日本と同様の問題を抱えています。そのような状況のなかで私たちは建築をどのようなものと考え、つくっていくことができるのでしょうか。町並みのなかにあって、生き生きと使い続けられる建築とはどのようなものかを考えていきます。

モデレータ:戸田穣
ゲスト:新堀学

日 時:2013年4月6日(土) 17:00〜19:00(16:30開場)
会 場:LIXIL:GINZA 7F
参加費:無料(要予約、先着順、定員80名)
    お申込みはLIXIL出版へお願いいたします。
    TEL:03-5250-6571(月〜金曜日 10:00〜18:00)
    e-mail:xbn@lixil.co.jp
    (件名【吉良トーク希望】・お名前・電話番号・参加人数、
    をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします)

吉良森子(きら・もりこ)
建築家。1965年東京生まれ。1989年デルフト工科大学留学。1990年早稲田大学建築学科大学院卒業。1992-1996年ベン・ファン・ベルケル建築事務所勤務(Un studio)。1996年アムステルダムに建築事務所設立。作品に「キャトル柿の木坂(東京)」「アイブルグの集合住宅(アムステルダム)」ほか。2000年よりアムステルダム建築アカデミー講師。2010年より神戸芸術工科大学環境建築学科客員教授。

新堀学(しんぼり・まなぶ)
建築家。1964年、埼玉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所勤務を経て、新堀アトリエ一級建築士事務所設立、代表。2002年の旧同潤会大塚女子アパートメントの保存活動を経て、2003年に「まちとたてものを生かす」NPO地域再創生プログラムを設立。1999年より2004年まで五十嵐太郎らと共同で「リノベーション・スタディーズ」を開催。リノベーションを介して建築とまちづくりをつなぐ活動を行なう。

戸田穣(とだ・じょう)
建築史(フランス近世近代建築史、日本近代建築史)。1976年大阪生まれ。2000年東京大学教養学部教養学科卒業。2009年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。2011年より金沢工業大学講師。共著にLe Public et la politique des arts au siècle des Lumières (2011)、訳書にクロード・パラン『斜めにのびる建築』等。


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