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戦後空間シンポジウム02「技術・政策・産業化─1960年代住宅の現実と可能性─」(港区・1/14)

日本建築学会が主催する戦後空間シンポジウムの第2回が、1月14日に開催されます。第1回(戦後空間シンポジウム01「民衆・伝統・運動体」)の様子は、10+1 websiteの記事をご覧ください。

第2回シンポジウムは「技術・政策・産業化」という構成で1960年代を考えます。
例えば、山川出版社版「日本史B」の建築に関する記述は、「大衆消費社会の誕生」に「大量の人口が流入した都市部では、住宅問題が深刻となり、地価の安い郊外に向けて無秩序な宅地開発が行われ(スプロール化)、2DKの公団住宅など核家族の住む鉄筋コンクリート造の集合住宅群がひしめき、ニュータウンの建設が計画された。」とあるのみです。
この点は、岩波書店版「日本の近現代史(全10巻)」の第8巻、武田晴人著「高度成長」でも同様です。1960年代、建築と社会は「住宅」或いは「住宅問題」で結ばれていたというのが「近現代史」の側の見解です。
そこで、この年代の住宅を「技術」・「政策」の両面から分析しつつ、今日、「産業」と呼ばれる迄に成長したこの分野が、いまだに可能性であった時代の住宅の現実を振り返りたいと思います。[開催概要より]


日時
2019年1月14日(月)
13:30 - 17:00

会場
建築会館 会議室
(東京都港区芝5-26-20)

入場料
建築学会会員1,500円、一般2,000円、学生1,000円

定員
70名(事前申し込み制・先着順)
参加の申込みはウェブサイトをご覧ください。

登壇者
技術の側から:松村秀一(東京大学)
政策の側から:平山洋介(神戸大学)
コメンテーター:祐成保志(東京大学)、磯達雄(フリックスタジオ)
司会:内田祥士(東洋大学)

主催
日本建築学会 建築歴史・意匠委員会

ウェブサイト
www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=615520

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