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「坂茂──紙の建築と災害支援」展(世田谷区・11/28-12/20)

坂氏の建築の特徴は、紙管をはじめとする様々な材料の特性を見出して独自の建築手法を展開することにあります。
坂氏は80年代から再生紙でできた「紙管」に着目して、多くの研究と開発を経て、「紙の家」や「ハノーバー国際博覧会日本館」など、個人住宅から公共施設まで、それぞれが印象的で機能性が高い建築をつくりあげてきました。
また、活動は大地震などの緊急時の救済の側面に着目して、「紙管」が安価でどこでも入手できるという利点を活かした「紙のログハウス」「避難所用簡易間仕切りシステム(Paper Partition System)」といった災害支援へと発展させました。また「紙の大聖堂」「ラクイラ地震復興支援 仮設音楽ホール」など、被災地において人びとの心の支えとなる施設も精力的に建設して、人びとが直面した困難な状況を解決するための建築を実践しています。
展覧会では、坂茂氏の活動を通して「住環境」における地域コミュニティーの在り方についても考えていきます。

会期:2015年11月28日(土)〜2015年12月20日(日)*会期中無休
時間:11:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
会場:生活工房ワークショップA・B/生活工房ギャラリー
三軒茶屋・キャロットタワー4階/3階
入場料:入場無料
主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
企画:株式会社 坂茂建築設計/ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク
協力:旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社
後援:世田谷区/世田谷区教育委員会

■関連イベント
親子体験ワークショップ「避難所をつくろう!」

自分の手で紙管による避難所を組立てます。非常時の備えに必要なものは何かをみんなで一緒に考えるワークショップです。

日時:2015年12月12日(土)15:00-16:30
会場:生活工房5階セミナールーム
進行:原野泰典(坂茂建築設計)
対象:小学3年生以上の親子2人1組
参加費:500円(抽選)/20組

イベント申込方法:メール、もしくは往復はがきで申し込みください。
件名を「避難所をつくろう参加希望」として、氏名、年齢、住所、電話番号を明記のうえ、
[メール宛先]info@setagaya-ldc.net
[往復はがき]東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー 生活工房宛
[申込〆切]12月2日(必着)*申込多数の場合は抽選となります。

問合せ先
公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
事業担当:黛/佐藤/川島 広報担当:石山
〒154-0004
世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー
tel.03-5432-1543/fax.03-5432-1559
メール:K-mayuzumi@setagaya-ac.net
http://www.setagaya-ldc.net/


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