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建築インフォメーション

建築関連の展覧会、シンポジウム/レクチャー、出版等の情報。 2020.02.16更新


未来エレベーターコンテスト開催のお知らせ(9/30締切)

募集テーマ|地域を活性化する、社会に優しい未来の建築と交通
趣旨|今から約20年後の2035年、日本人の3人に1人は65歳以上の高齢者となり、こうした人口構造の変化が地域社会に様々な影響を及ぼすと考えられています。
今回は、皆さんの暮らす地域が今後直面する課題を見据え、その解決と地域の活性化に寄与する、社会にも優しい未来の建築と交通システムに関するアイデアを募集します。提案していただく交通システムでは、未来のエレベーター・エスカレーターをカタチにしたものを1つ以上含めてください。
募集締切|2014年9月30日(火)(当日消印・宅配受付有効)
応募資格|大学および大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校の在学生
発表|2014年11月上旬に審査を行い、受賞作品を決定します。審査の結果は、事務局より入賞者に通知するとともに、『FUTURE DESIGN』41号(2015年2月28日発行予定)、および東芝エレベータのWebサイト上にて発表いたします。
表現すべき事項|2035年の地方都市/地域をモデルにして提案書を作成してください。詳細に関しては公式サイトをご覧ください。

◆審査員
今村創平氏(建築家、千葉工業大学工学部准教授、アトリエ・イマム主宰)
辛島恵美子氏(関西大学社会安全学部教授、NPO法人安全学研究所理事)
田中浩也氏(慶應義塾大学環境情報学部准教授)
谷口守氏(筑波大学システム情報系社会工学域教授)
吉次達夫(東芝エレベータ株式会社 取締役執行役員上席常務 統括技師長)
◆賞と賞金、副賞
・最優秀賞:50万円(1作品)
・優秀賞:20万円(1作品)
・審査員賞:10万円(3作品)
副賞
・賞状・盾
・東芝エレベータ府中事業所見学ご招待

主催|東芝エレベータ株式会社
・問い合わせ先
〒104-0045
東京都中央区築地7-16-3 クラウン築地705
有限会社ベル・プロダクション
「未来エレベーターコンテスト 2014」事務局
担当:後藤・鈴木
E-mail:fevcont@bellpro.co.jp
TEL:03-6278-8341
東芝エレベータWebサイト: http://www.toshiba-elevator.co.jp
東芝エレベータWebサイト内:未来エレベーターコンテスト 2014
http://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/newsnavi/volumes/contest/index.html


東芝エレベータ株式会社は、全国の大学および大学院生などを対象に、未来のエレベーター・エスカレーターのアイデアを募集する「未来エレベーターコンテスト 2014」を開催し、2014年7月1日から募集を開始します。
現在、建物の高層化や都市のユニバーサル・デザイン化が進み、エレベーターやエスカレーターは、ビルやマンションなど建物内交通の領域を越え、社会インフラの一部になっています。これまで東芝エレベータは、広報誌『FUTURE DESIGN』を通して、安全で快適な未来のエレベーターやエスカレーターの形を読者の皆さまにご提案してきました。
その学生版として誕生した「未来エレベーターコンテスト」は、今回で8回目を迎えます。「未来エレベーターコンテスト」では毎年テーマを掲げ、そのテーマに沿ったアイデアを学生の皆さまから募集してきましたが、今年は「地域を活性化する、社会に優しい未来の建築と交通」をテーマに設定しました。
日本は今後、高齢化と人口の減少がますます進展し、約20年後の2035年には、日本人の3人に1人が65歳以上の高齢者になると予想されています。こうした人口構造の変化は地域社会に様々な影響を及ぼすと考えられており、それを解決するためには何をしたらいいのか、現在、全国の至るところで議論されているのが実情です。
ただし、今後直面するであろう課題は地域によって異なります。今回は、こうした課題を見据え、その解決と地域の活性化に寄与する、社会にも優しい未来の建築と交通システムに関するアイデアを募集します。




市民公開講座『ENVISION, EMBODY & INSPIRE: Vision-Driven Design-理念駆動:芸術・デザイン・科学・工学のフュージョン』(横浜・7/8)

講師:石井裕氏(MITメディアラボ副所長)
聞き手:北山恒(建築家・Y-GSA教授)
日時|2014年7月8日(火)19:00-21:00(18:30開場)
入場料|無料。※予約制ではありません。当日先着順でのご入場となります。(定員:420名)
開場|横浜開港記念会館 1F講堂(横浜市中区本町1丁目6番地)
アクセス|みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分(約50m)
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/acces.html
主催|横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府
・問い合わせ先
Y-GSA:045-339-4071
E-mail:ygsa@ynu.ac.jp
URL:http://www.y-gsa.jp/news/-envision-embody-inspire-vision-driven-design.html
【開催に寄せて】
コンピュータ技術の進展によって、「膨大な情報のカタマリである都市」をデザインできる可能性が生まれているように思えます。そこでは、歴史上未だ人類が経験したことのない民主主義による都市というものが創られる可能性があるのではないかとも考えています。そんなことを石井裕さんにうかがいたいと思います。(北山恒)
【講演概要】
我々の研究は、ビジョン(理念)駆動型である。今日の HCI(Human Computer Interaction)研究、そしてプロダクト開発のメインストリームは、ユーザニーズ駆動型、あるいは技術駆動型である。しかし技術は一年あまりで陳腐化し、アプリケーションも10年も経たずに他に置き換えられてしまう。しかし、本質的なビジョンは、我々のライフスパンを越えて、100年以上存続する。
本講演では「タンジブル・ビッツ」から「ラディカル・アトムズ」へと連なる、我々のビジョン駆動型研究の流れを紹介する。「タンジブル・ビッツ」は、ディジタル情報に物理的実体を与える事により、その直接知覚操作を可能にする。人類が物理世界とのインタラクションを通して発達させてきた感覚とスキルを活かしながら、シームレスな表現操作一体型のインタラクティブ・メディアの創出可能にする。
「ラディカル・アトムズ」は、「タンジブル・ビッツ」の持つアトムの硬直性という限界を克服するために考案した、コンピューテーションによりダイナミックに変形可能な物理マテリアルであり、変形可能性 (Transformable)、プログラム可能性 (Conformable)、アフォーダンス伝達可能性 (Informable) を備える。「ラディカル・アトムズ」は、ディジタル情報が動的に物理実体化され、直接操作可能となる、未来の HCI ビジョンである。 本講演では、「タンジブル・ビッツ」から「ラディカル・アトムズ」へと至るビジョン駆動研究の発展の軌跡を描写する。
石井裕 (いしい ひろし) MITメディアラボ副所長
1956年東京生まれ。1978年に北海道大学工学部卒業、1980年に同大学院情報工学専攻修士課程修了、日本電信電話公社(現NTT)入社。ヒューマンインターフェースとリモートコラボレーション技術の研究に従事。1992年に北大から博士号取得。1995年にMITメディアラボに招聘され、直接操作・感知可能なタンジブルユーザインタフェースの研究を創始する。現在MITメディアラボ副所長、TTT(Things That Think)コンソシーム・コディレクター、タンジブルメディアグループ・ディレクター、工学博士。2001年にMITからテニュア(終身在職権)を授与され、2006年にACM SIGCHIよりCHI Academyを受賞。



小沼純一+光嶋裕介トークショー:映画『大いなる沈黙へ』公開記念「映画で修道院を体験する──音、建築、時間」(世田谷区・7/7)

この度、7月12日(土)より岩波ホール他全国順次ロードショーが決定している「大いなる沈黙へ──グランド・シャルトルーズ修道院」(配給:ミモザフィルムズ)の公開に先立ち、本作品に魅せられた映画と音楽に関する論考集も著している音楽批評家の小沼純一氏と、20代の頃に世界中の名建築を訪ね歩く"武者修行"をしていた建築家の光嶋裕介をお招きし、この映画の魅力から、映画における音、修道院という建築、監督のテーマである"時間"についてのトークショーを行います。

日時:2014年7月5日(土)15;00-17:00
会場:本屋B&B(世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F)
参加費1500円+500円(1drink)
登壇者:小沼純一(音楽文化研究、音楽文芸批評)、光嶋裕介(建築家)
詳細http://bookandbeer.com/blog/event/20140717_die_grosse_stille/

映画『大いなる沈黙へ』は、構想から21年の歳月を費やして製作され、長らく日本公開が待たれていた異色のドキュメンタリー作品である。
舞台は、フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院。カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の男子修道院として知られ、修道士たちは毎日を祈りに捧げ、一生を清貧のうちに生きるという。
自給自足、藁のベッドとストーブのある小さな房で毎日を過ごし、小さなブリキの箱が唯一の持ちものだ。会話は日曜の昼食後、散歩の時間にだけ許され、俗世間から完全に隔絶された孤独のなか、何世紀にもわたって変わらない決められた生活を送る。

ドイツ人監督、フィリップ・グレーニングはこれまで内部が明かされたことはなかった修道院の撮影を1984年に申し込み、16年後のある日に突然許可を得る。
彼は修道会との約束に従って、ただ一人カメラを携えて6カ月間を修道士とともに暮らし、礼拝の聖歌のほかに音楽をつけず、ナレーションもつけず、照明も使わず、あるがままを自然光だけで撮影し、これまで誰も体験したことない映画を作り上げた。

7月12日(土)の公開に先立ち、この独特な映画に魅せられた、映画と音楽に関する論考集も著している音楽批評家の小沼純一氏と、20代の頃に世界中の名建築を訪ね歩く"武者修行"をしていた建築家の光嶋裕介をお招きし、この映画の魅力から、映画における音、修道院という建築、監督のテーマである"時間"についてなど、特典映像も交えたトークショーを行います。
詳細URLより

映画『大いなる沈黙へ』
http://www.youtube.com/watch?v=Jk4EiGJTcZg
7月12日(土)より岩波ホールほか全国順次公開
配給:ミモザフィルムズ
http://www.ooinaru-chinmoku.jp



五十嵐太郎+南泰裕+浅子佳英 トークショー「レム・コールハースが変えたもの」(東京・7/7)

五十嵐太郎+南泰裕編『レム・コールハースは何を変えたのか』(鹿島出版会)の刊行を記念して、五十嵐太郎氏、南泰裕氏、浅子佳英氏によるトークショーが開催されます。

日時:2014年7月7日(月)、18:30~(18:00開場)
会場:八重洲ブックセンター本店8Fギャラリー
参加費:無料
募集人員:80名(申し込み先着順)
※定員になり次第締め切り
申込方法:申込書に必要事項をご記入のうえ、八重洲ブックセンター本店1階サービスカウンターにてお申込み。
申込書は同カウンターにあります。
また、電話によるお申込みもできます(電話番号:03-3281-8201)。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:鹿島出版会
詳細:http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/4066/


レム・コールハースはなぜ、
現代最高の建築家と称されるのか。

ジャーナリスト、脚本家からの転身を遂げ、
話題作を世に問い続けながら、シンクタンクを組織し、
リサーチや出版・編集を手掛ける
オランダ人建築家の独創性に迫る。



U30 Young Architect Japan. 多様な光のあるガラス建築展(大阪・8/1-30)

2013年10月11日(金)AGC studioで開催した、U-30指名設計者による「ガラス建築の設計競技」において提案された作品の中から、審査を経て選出された最優秀案を、原寸スケールにて展示します。また、優秀賞2点はパネルおよび模型、他の提案作品2点はパネルを展示します。

■大阪巡回展
会 期:2014年8月1日(金)〜8月30日(土)
時 間:10:00〜18:00
会 場:ODPギャラリー
    大阪市住之江区南港北2-1-10
    アジア太平洋トレードセンター(ATC)
    ITM棟10階 ODP(大阪デザイン振興プラザ)
入 場:無料

■トークイベント
日本を代表し全国で活躍をする建築家、構造家をゲストに迎え、
これからのガラス建築のあり方や可能性を探ると同時に議論を交わします。

岩瀬諒子(ガラス建築の設計競技 最優秀賞)
モデレータ:太田浩史(建築家)×佐藤淳(構造家)×平沼孝啓(建築家)
日 時:2014年8月1日(金)18:30〜20:00
   (18:00 開場 18:30 開始 20:00 終了)
会 場:アジア太平洋トレードセンター(ATC) ITM棟10階 ODPセミナールーム
    TEL. 06-6615-5510
入 場:無料
定 員:70名(事前申込制・先着順)
申込先:http://agc.aaf.ac
問合せ:
特定非営利活動法人 アートアンドアーキテクトフェスタ
お問合せメール:info@aaf.ac

※当日の受付は18時00分より先着順にて開始いたします。
※席に限りがあり、立見になる場合がございます。お早目にご来場ください。
※開始時間に遅れられた場合、満員に達した場合、来場をお断りする場合がございます。

主催 旭硝子株式会社 AGCstudio
企画協力 AAF (Art & Architect Festa)



日本建築学会建築文化週間 学生グランプリ 2014「銀茶会の茶席」作品募集(締切・8/6)

日本建築学会では、実際に使用される建築物を設計、制作する機会を建築を学ぶ学生の皆さんに提供します。ここでは全銀座会からの依頼を受け、10月に銀座通り周辺で開催される「銀茶会」の中で実際に使用される創作茶席の設計・製作案を募集します。

応募締切:2014年8月6日(水)
対  象:建築系の学校(大学院、大学、短大、高専など)に通う学生
     3名以上のメンバーで構成された設計チーム。
     構造系のメンバーを含めることが望ましい。
規  模:2畳を基本とします。
用  途:「銀茶会」で使用される創作茶席
材料・構造・仕上げ:自由。ただし、茶席での使用が安全に行えること。また、
     作品に壁がある場合には開放可能な(外からお点前の様子が見える)
     構造としてください。

主催:日本建築学会
共催:全銀座会

詳細:http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2014/chasekiconpe2014.pdf



環境・建築デザイン学科 トークセッション2014 リノベーションってなんだろう(全4回)(兵庫・7/2-8/6)

仕事から社会を変革(リノベート)する、小さな空間から町を変革(リノベート)する、既存の建物を計画する論理から建築計画学を変革(リノベート)する、都市の成り立ちから住まいを変革(リノベート)する。さまざまな実践を重ねる4人の方々とともにリノベーションという言葉の可能性について考えたい。世界を肯定的にとらえる眼差し(リノベーション)には、どのような力が潜んでいるのだろう。

ナビゲーター:花田佳明(本学科教授)

第1回 中村 健太(日本仕事百貨代表/株式会社シゴトヒト代表取締役)
建築をあきらめないために建築家をあきらめた
日程:7月2日(水)18:00〜20:00
会場:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科棟5101 教室

第2回 小池 志保子(建築家/大阪市立大学准教授)
地域の小さな「空き」をつかって、まちに関わる
日程:7月16日(水)18:00〜20:00
会場:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科棟5101 教室

第3回 佐藤 慎也(日本大学准教授)
建築計画とリノベーション
日程:7月30日(水)18:00〜20:00
会場:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科棟5101 教室

第4回 魚谷 繁礼(建築家/魚谷繁礼建築研究所)
京都の都市構造とリノベーション
日程:8月6日(水)18:00〜20:00
会場:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科棟5101 教室

アクセス:http://www.kobe-du.ac.jp/about/access/
お問合せ:
神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科
〒651-2196 神戸市西区学園西町8-1-1 
TEL:078-794-5031(学科事務室)
後援:鹿島建設株式会社



石井裕×北山恒対談「理念駆動:芸術・デザイン・科学・工学のフュージョン」(横浜・7/8)

横浜建築都市学 市民公開講座
ENVISION, EMBODY & INSPIRE: Vision-Driven Design
理念駆動:芸術・デザイン・科学・工学のフュージョン

●開催概要
講 師:石井裕氏(MITメディアラボ副所長)
聞き手:北山恒(建築家・Y-GSA教授)
日 時:2014年7月8(火)19:00-21:30(18:30開場)
会 場:横浜開港記念会館 1F講堂(横浜市中区本町1丁目6番地)
    みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から徒歩1分(約50m)
    http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/acces.html
主 催:横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府
問合せ:Y-GSA 045-339-4071
E-mail:ygsa@ynu.ac.jp
※入場無料、予約制ではありません。当日先着順でのご入場となります。(420名)

●開催に寄せて
コンピュータ技術の進展によって、「膨大な情報のカタマリである都市」をデザインできる可能性が生まれているように思えます。そこでは、歴史上未だ人類が経験したことのない民主主義による都市というものが創られる可能性があるのではないかとも考えています。そんなことを石井裕さんにうかがいたいと思います。(北山恒)

●講演概要
我々の研究は、ビジョン(理念)駆動型である。今日のHCI(Human Computer Interaction)研究、そしてプロダクト開発のメインストリームは、ユーザニーズ駆動型、あるいは技術駆動型である。しかし技術は一年あまりで陳腐化し、アプリケーションも10年も経たずに他に置き換えられてしまう。しかし、本質的なビジョンは、我々のライフスパンを越えて、100年以上存続する。
本講演では「タンジブル・ビッツ」から「ラディカル・アトムズ」へと連なる、我々のビジョン駆動型研究の流れを紹介する。「タンジブル・ビッツ」は、ディジタル情報に物理的実体を与える事により、その直接知覚操作を可能にする。人類が物理世界とのインタラクションを通して発達させてきた感覚とスキルを活かしながら、シームレスな表現操作一体型のインタラクティブ・メディアの創出可能にする。
「ラディカル・アトムズ」は、「タンジブル・ビッツ」の持つアトムの硬直性という限界を克服するために考案した、コンピューテーションによりダイナミックに変形可能な物理マテリアルであり、変形可能性(Transformable)、プログラム可能性(Conformable)、アフォーダンス伝達可能性(Informable)を備える。「ラディカル・アトムズ」は、ディジタル情報が動的に物理実体化され、直接操作可能となる、未来のHCIビジョンである。
本講演では、「タンジブル・ビッツ」から「ラディカル・アトムズ」へと至るビジョン駆動研究の発展の軌跡を描写する。

●石井裕(いしい・ひろし)MITメディアラボ副所長
1956年東京生まれ。1978年に北海道大学工学部卒業、1980年に同大学院情報工学専攻修士課程修了、日本電信電話公社(現NTT)入社。ヒューマンインターフェースとリモートコラボレーション技術の研究に従事。1992年に北大から博士号取得。1995年にMITメディアラボに招聘され、直接操作・感知可能なタンジブルユーザインタフェースの研究を創始する。現在MITメディアラボ副所長、TTT(Things That Think)コンソシーム・コディレクター、タンジブルメディアグループ・ディレクター、工学博士。2001年にMITからテニュア(終身在職権)を授与され、2006年にACM SIGCHIよりCHI Academyを受賞。



建築新人戦2014開催/応募登録のお知らせ (締切8/19)

 建築新人戦は、やがて卒業設計に立ち向かう建築学生が、所属する大学・学校で取り組んだ課題設計作品を対象に実施するコンペティションです。今年度は6年目となり、更なる規模の拡大を目指しております。
このコンペティションは、今後活躍が期待されるルーキー発掘の場であると同時に、他大学の学生やその課題作品との対決や交流を通して、自らの構想や技量、そして自身が身を置く教育環境のレベルを問い直す場となります。
一次予選を突破した入選作品は梅田スカイビルにおいて展示しております。そこで、二次予選と決勝(公開審査会)が行われ、建築新人戦最優秀新人賞等を選出します。

◆応募資格
 四年制大学・専門学校:3回生まで
 短期大学:2回生まで
 短期大学専攻科:1回生まで
 高等専門学校:4・5回生
 以上の全国の建築系学生。グループでの参加は認めない。
◆応募対象
 四年制大学・専門学校:1〜3年次前期まで
 短期大学:在学中
 短期大学専攻科:1年次前期まで
 高等専門学校:4年次から5年次後期まで
 以上の期間内での設計演習関連カリキュラム課題で、個人で取り組んだ作品。
 1人1作品まで。
◆登録期間
 2014年6月9日(月)〜8月19日(火)
◆提出期間
 2014年8月25日(月)〜8月26日(火)(必着)
◆展覧会
 2014年10月3日(金)〜10月5日(日)
  会場:梅田スカイビル 
     タワーイースト5階特設会場・空中庭園展望台ギャラリー
  住所:大阪府大阪市北区大淀町1丁目1番88号
◆公開審査会(決勝)
 2014年10月4日(土)
  会場:梅田スカイビル
     タワーウエスト3階 ステラホール
●実行委員長
 中村勇大(京都造形芸術大学)
●審査委員
  團紀彦(審査委員長・神戸大学 客員教授)
  倉方俊輔 (大阪市立大学 准教授)
  竹口健太郎(大阪産業大学 特任教授)
  平田晃久(平田晃久建築設計事務所)
  松岡恭子(スピングラス・アーキテクツ)
  吉村靖孝(明治大学 特任教授)
●応募登録等詳細は公式サイトから
 http://kenchikushinjinsen.com/
●主催
 建築新人戦2014実行委員会
●お問い合わせ
 ks2014.info@gmail.com




素顔のブラジル展(千代田区・6/13-9/15)

 ATELIER MUJIは、感じよいくらしの原点を探す工房です。ここでは、さまざまな研究者やクリエイターが、地球に広がる多様な文化の違いや共通点を探り、先人達から伝わりそして未来に残る生活のヒントを皆様と一緒に考えて行きたいと思っています。
世界中の多様な生活の中に流れる共通な思いは、家族や友人への安心や心地良さではないでしょうか。その思いは時代や地域を超えて共通の思いであり、普遍的な美しさを持つ力となります。
豊かな自然と多様な人種やその文化が奏でるエネルギー満ちあふれる国、ブラジル。その多様さがゆえに広がる自由な気風。この地に暮らす人々の織りなす風景はなぜか私たちに懐かしさや未来への希望を同時に感じさせてくれます。多様な人種の中には日本からの移民も数多く住んでおり、日本文化もブラジル文化の一員といって良いほどの繋がりの深さも一つの理由かも知れません。
本展では、日本を代表するクリエイターによるブラジル文化を象徴する空間「集い」を生活雑貨と共にご紹介いたします。ブラジルと日本、この二つの国をむすぶ、飾らない普段着の暮らし、素顔の魅力を感じていただけたら幸いです。[詳細URLより]

■展覧会概要
期間 : 2014年6月13日(金)-9月15日(月・祝)
時間 : 10:00─21:00[会期中無休開催]
入場料 : 無料 
主催|無印良品
企画・運営|無印良品 有楽町ATELIER MUJI、生活雑貨部企画デザイン室
特別協力|Apex-Brasil[ブラジル輸出・投資振興庁]
撮影協力|FIEMG(Federação das Indústrias do Estado de Minas Gerais)[ミナス・ジェライス州工業連盟]
企画協力|中原仁
展覧会場デザイン|小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt + 安東陽子/安東陽子デザイン
グラフィックデザイン|6D 木住野彰悟
フォトグラフィック|藤岡直樹

詳細:http://www.muji.net/lab/ateliermuji/exhibition/140613.html
ATELIER MUJI WebSite:http://tsite.jp/daikanyama/event/003725.html
ATELIER MUJI Blog:http://www.ateliermuji.jp/blog/

■関連トークイベント
トークイベント1:「ブラジルの空気ー建築と都市を通してー」
開催日時:2014年6月13日(金)19:00〜20:30(受付18:30〜)
講演者:小嶋 一浩氏(建築家、CAtパートナー、横浜国立大学大学院Y-GSA 教授)、赤松 佳珠子氏(建築家、CAtパートナー、法政大学准教授)

トークイベント2 :「ブラジルの音楽」
開催日時:2014年6月18日(水)19:00〜20:30(受付18:30〜)
講演者:中原 仁氏(音楽・放送プロデューサー)

トークイベント3:「ブラジルの引力 アート、デザイン、建築、都市」
開催日時:2014年6月23日(月)19:00〜20:30(受付18:30〜)
講演者:五十嵐 太郎氏(建築批評家/東北大学大学院教授)、白井 良邦氏(雑誌「カーサ ブルータス」副編集長)

トークイベント4:「ブラジルの文化とサッカー」
開催日時:2014年7月7日(月)19:00〜20:30(受付18:30〜)
講演者:中原仁氏(音楽・放送プロデューサー)

トークイベント詳細:http://www.muji.net/lab/ateliermuji/exhibition/140613-event.html




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