まちと建物と人を活かすということについて
清家剛+新堀学+田村誠邦+五十嵐太郎+八木晴之+彦坂尚嘉+寺崎悠真+遠山元気 +小川弾+落合正行+浜田由美
2008年1月11日 箱根の田村誠邦さんの別荘にて MP3 14.8MB 32'18''
PLAY
新堀──2004年4月にオープニングがあり、いまメンバーの人数は45人います。最初にはじまったのが、下田のプロジェクトなんです。勝手に下田に押し掛けて、レポートをつくったというところからはじまっています。
南──現実問題として、もっとも関心があるのはお金だと思うんです。まちの衰退を問題とした活動に関心をもっている人はたくさんいると思いますが、予算がないと動かないということはあると思うんですね。それに対して、どういう工夫をされているか、そういうことをお伺いできればと思います。
清家──いいことばっかりいってもしょうがないと思うんですよ。「お前らいつまでうちの地元に本気で死ぬ気でつきあってくれるのか?」という質問には、つねに晒されます。ちゃんと議論したいと思っていますが、その距離感に関しては、まだそんなに自信を持ってできているとはいえないんです。"