現代編 第一部「都市の記憶」
天内大樹+五十嵐太郎ほか
2010年1月18日 南洋堂書店 N+ギャラリー MP3 8.2MB 17'59''
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天内──ここでは広場というのが大きなテーマとしてあります。政治の側から国会と最高裁判所、経済の側から日本銀行があげられていますが、どちらも広場ないことに注目されています。どうやら日本の権力的な建物は、まわりに広場があると都合が悪いらしい。例えば、赤の広場や、シャンゼリゼ、プラハのバーツラフ広場など、海外では街路を広げただけの場所があって、そこに人が集まって集会することがけっこうあるのですが、日本ではまずできません。......五十嵐さんに質問なのですが、広場に人が集まって集会する、あるいはお祭りでもいいのですが、東京において、広場がそういった役割をはたす可能性はどのくらいあると思いますか。
『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』
著者:五十嵐太郎
発行:彩流社
発行日:2010年1月20日
サイズ:288頁
価格:2,310円(税込)