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五十嵐──清水建設だと建築をつくるときにどういった射程で考えるんですか?
藤本(裕之)──技術的な裏付けを持った長く使い続ける工夫というのは時代の流れから清水建設としても取り入れなければならないことですが、今回はこういった硬い話は置いておきます。建築をつくるときのプログラムというのは人の感覚や楽しいと思うことというプリミティブな感性をみんなでコミュニケーションしつつ共有することにあると思います。.......
※2009年12月18日〜24日までINAX:GINZAにて行なわれた「清水建設 stream DEW 2009展」の関連イベントとして行なわれた講演会記録です。
出演者プロフィール
藤本壮介
1971年北海道生まれ。1994年、東京大学工学部建築学科卒業。2000年、藤本壮介設計事務所設立。京都大学・東京理科大学・昭和女子大学非常勤講師。主な作品に《Primitive Future House》(2001)《T house》(2005)、《house N》(2008)ほか。著書に『藤本壮介│原初的な未来の建築』(INAX出版、2008)。
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